かんとく

かんとく
I
かんとく【奸匿・姦慝】
よこしまなこと。 邪心のあること。 邪悪。 かんちょく。
II
かんとく【完徳】
キリスト教の教えの一。 究極的には神にのみ属する完全。 修道者の場合, 清貧・貞潔・従順の勧めの実践によって達成されるべき目標。
III
かんとく【寛徳】
年号(1044.11.24-1046.4.14)。 長久の後, 永承の前。 後朱雀(ゴスザク)・後冷泉(ゴレイゼイ)天皇の代。
IV
かんとく【感得】
(1)感じ取ること。 深遠な道理などをさとること。

「小意識を破りて一大精神を~する/善の研究(幾多郎)」

(2)神仏に信心が通じ, 望みがかなえられること。
(3)思いがけず手に入れること。

「新たに渡りし薬, 少々~し候/新札往来」

V
かんとく【監督】
(1)物事を取り締まること。 また, その人。

「仕事を~する」「現場~」「試験~」

(2)演劇・スポーツなどで, 現場を取りしきったり, そのグループの成員を指揮・指導したりする立場にいる人。

「舞台~」

(3)「映画監督」に同じ。
(4)法律で, ある人またはある機関が, 他の人または他の機関の行為について監視し, 必要とする時には指揮・命令などを加えること。

「~機関」

(5)日本のプロテスタント教会の聖職の位の一。 司祭あるいは牧師の上に立つ。 日本聖公会・メソジスト教会などで戦前用いられた。 ローマ-カトリックの司教に当たる。 現在, 正教会・聖公会では主教, メソジストでは廃止。 ビショップ。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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